『小数2』

『小数2』では、1/1000の位までの小数の意味や単位の換算問題、小数の構成・系列・計算(暗算)を学習します。中でも小数の暗算がスムーズにできるようになることは、今後の子ども達の人生に大きく影響を及ぼすのではないでしょうか~って、ちと大袈裟ですね(^_^;)

そこでまたまた自作パネルをご紹介します。ってテキストをそのままパネルにしただけですが・・・(@_@;)

p8の(3)次のたし算をしましょう。

普通、順番にたし算をしますよね。一度計算をさせたうえで、何か気付くことがないかをたずねます。誰も閃かない時は解説&解答書にもあるように、真ん中の数×個数=全体の数を説明します。そこでまたまたこのようなパネルも付け足しました。

これだと、“な~るほど、合点!承知!”となりませんか~?またp8(4)次のかけ算をしましょう。に繋げてあげると、なおさら関連性を見つけることが出来ますね!さらに、さらに、p13(2)次の計算をしましょう。に繋がると学習が能動的になり楽しさが倍増ですね(*^^)v

そんな学習もできるテキストの作問は凄い!

パネルを作成するときは、子ども達がどんな反応をしてくれるかを想像しながら作成します。自己満足で終わってはいけませんが、子ども達の創造力・思考力を育てる一助になるといいな~~と思っています(*^^)v

さて、1年生が順番にかけ算の学習をしています。かけ算の意味を学習した後は、九九の暗記に入ります。

私は、子どもの負担を最小限にするために、三等分して覚えてもらいます。その時はいつも子どもの名前を書いてあげます。先日ある1年生が、先生お母さんと九九の練習してきたよ!とプリントを見せてくれました。

おそらく、かけ算テキストを見ながら、我が子の為に作ってくださったのだと思います。自分に子どもさんを預けてくださる親御さんの気持ちが伝わり、胸が熱くなりました。

ということで、今日もテキストに沿って“いいことみ~つけた!”の授業を心掛けまーす(^O^)/

算数テキスト

SSKCLUBのテキストは、文字通り「S」そろばん「S」算数「K」KIDSテキストに分かれております。中でも算数テキストは各学年に対応しているため、途中入塾であっても取り組むことが出来るという、正にお助けマン的テキストです!そのテキストをもしも、もしも、もしも、使ってないとしたら、それはSSKCLUBにしてSSKCLUBにあらずと言えるほど宝の持ち腐れなんです。是非とも取り組んでいただきたいです(*^。^*)

当塾ではただ今、2年生『時計』、3年生『分数1』、4年生『小数2』、5年生『割合』、6年生『メートルワールド』を取り組んでいます。導入時にいかにイメージして取り組むことが出来るか!が、まずは初めの一歩ということで、提示するパネルをご紹介します。

これは「小数2」で使用します。皆さんもお持ちかと思いますが、まずはこのパネルで確認してから取り組むとスムーズです!

この二枚は『割合』で使用します。『割合』は二つの量を比べっこして求めるだけなのですが、「もとにする量」と「くらべる量」を入れ替えるだけで、ガラリと世界が変わってしまうところが難しいですよね!ですから、なおさらこのようなパネルで、自分から見て相手がいくつ分になるのかを、イメージすることが大切になってきます。これは、本部講習会で教えていただいたことです。その時は、「きりん」と「ねずみ」のイラストでした。

左は市販のものですが、右は算数セットに入っていたものです(現在は入っていないようです)まわりに文字盤をはめ込むと、このように

やはり時計の作図は、どの子も苦戦します。でもこのような時計を実際に子ども達に操作させることで、時計の仕組みも徐々にですが理解してくるようです。スパイラル~が大事です!今現在、個人差はありますが、だいたい各学年半分くらいまで進んでいます。

ところで皆様、テキストの表紙が次々とSSKCLUBオリジナルに変更されていますね!全59冊の内、今現在44冊完成、2冊がing状態、13冊が未完成となっております。全テキスト完成が待ち遠しいです(*^。^*)。表紙に伴い必要とあらば、内容も多少変更になっております。

『わり算1』の1ページ目です。以前は「赤でぬりましょう」だったので、鉛筆でぬった上に赤でぬることに、多少戸惑いがありました。しかし、「赤丸をつけましょう」ならとても取り組みやすいですね(*^^)v

おまけ キッズちゃんです!

私が、何も言わないのに50の下に自分で四角を書いて10飛びの数を書いています。わ、わ、わーーー先をこされたーーーですが、成長が嬉しい瞬間でもありました(^.^)

メートルものがたり

大変ご無沙汰しまして申し訳ないです。

瞬く間に月日は流れ9月も終盤、朝晩はめっきり涼しくなり、秋本番を迎えますね!毎年決まって聞こえてくる“りーんりーん”という鈴虫の鳴き声も秋を伝えてくれます。自然は休むことなく四季折々の風情をかもしだいてくれます。少しは見習わないとね!

さて、当塾では2年生がメートルものがたりを取り組んでいます(もう修了した子もいます)。マニュアル表には10月~とありますが、臨機応変で取り組んでいます。

整数での連続量の仕組みの理解が、今後の小数や分数へと繋がる訳ですから、『メートルものがたり』を学習することは、連続量のはじめの一歩となります。

テキストには単名数⇔複名数の換算が随所にありますが、解説&解答書や本部講習会でご指導いただくように、分解して考えることが基本ですね!

2年生はまだメートルの単位を学習していませんが、テキスト通り取り組めば、へっちゃら(^.^)先日の授業でのワンシーンです!

さあ~身長測るよ~の声掛けに、私も測って!僕も測って!と一瞬騒然としましたが、そこはビシッと押さえてまとめました。一枚目の写真は1mものさしと30㎝ものさしをくっつけて130㎝、それを分けると100㎝(1m)と30㎝の2本のものさしに、要するに分解と合成の行ったり来たりを2本のものさしで体験!たまにはこのような展開もいいですね~(^^♪

おまけ

夏休みに物置を整理していましたら???なに?この箱?

中身は・・・

かれこれ20数年前に「1000」という数を理解してもらうために、集めた1円玉とフイルムケース、“きゃーー、なつかしいーー”当時一か所の郵便局で1000個の1円玉を交換してもらえず、何か所もまわって集めたんだよね~!これって今でも使えるかもです(*^^)v

ではまたね(^^♪

分数1が修了しました!

3年生は『分数1』が修了しました。

19・20ページは4年生で学習する内容ですから、丁寧な指導が必要です。いつものように準備したパネルで、真分数・仮分数・帯分数の確認をしてからホワイトボードに書いてもらいました。

ちゃんと分類して書いていますね!

ノートにも書いてもらいました。

解説&解答書にもあるように、分数の忘却率は1年過ぎると50%です。もちろん個人差もあると思いますが、インパクトを与え、いかにして忘却を防ぐかを考えると私の場合やっぱり「パネル大作戦」に落ち着くのです。操作して、考えて、イメージして、確認して、確実なものにしていく・・・私の中の鉄則なんです。これはこれからも変わりません(*^。^*)でもでも・・・・中には一度使って、しまいこんだものもあります・・・(^_^;)でもでも、パネルを作成するにあたって、自分自身が勉強になるのです。例えば不等号は何学年の何月頃の学習?とか各学年で学ぶ分数内容は?とか・・・再確認することができるんです。1を教えるなら10を知らないとね(*^^)v

本部講習会や学習会に参加したり、会報や解説&解答書等の熟読で自分磨きを徹底したいです!やっぱ“一生学心”ですね!

算数テキスト『割合』

5年生は『割合』テキストを取り組んでいます。小学校ではネックとされる単元ですが、当塾の5年生達は楽しんで取り組んでいます。中には、割合きらい・・・(T_T)という子もいますが、それでもテープ図での整数倍の理解から、徐々に式を読み取ることができるようになり、常に「もとにする量」を探すことを意識していると、線分図もしっかり書けるようになります。

“先生、(2)は(1)の真似をしたし、(4)は(3)の真似をしたよ”

“OK!OK!問題の意味が分かっている証拠だね!偉い!”

このように線分図を書くことで「割合」「割合」「量」「量」の四つの部分のどこを求めればよいのかが分かってきます。

私がこのページを取り組んだ後に子ども達に確認すること三点をご紹介します。

① (1)と(2)、(3)と(4)の問題を比較させる。→実は数字が違うだけで同じパターンの問題ですね!

② 52%ってだいたいどれくらい?→約半分という感覚をつかむことは大切ですね!

③ (1)と(3)の問題を比較させる。→可逆的な思考力を伸ばすうえで効果的ですね!

この算数テキストを極めることこそSSKCLUB流そろばんのい・い・と・こ・ろ思いませんか~ :-o

因みに現在は後半を取り組んでいます。個人差もありますが、全員が『割合』を学んだことで自分の思考力レベルが、今より向上すること間違いありません(^-^)。

かけ算導入

久しぶりの更新ですm(__)m

小学校では、2年生がかけ算を学習中です。当塾でもアバカス3Bと共にかけ算テキストを学習します。かけ算の定義は①交換法則が成り立つ②乗数が1増えると、積は被乗数分だけ増えるですが、特に②のことを言葉で何十回何百回言ってもなかなか伝わりません(-_-;)が、かけ算テキストにもありますように、このようなパネルを提示することで、少しは伝わるのではないでしょうか~ :-o

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同数累加からかけ算の式を確認します。更にパネルが1枚増えるごとに、全体の数が5ずつ増えていくことも確認します。 さ・い・ご・に

あれあれ~最後のパネルはケーキが4個だよ~???どうしよう???こんな時“かけ算にはできないよ!同じ数でないとダメ!ダメ!”ということをしっかり押さえる必要があります。これは今年の岡山県本部講習会中に、会長が何気なく発したお言葉、“かけ算は同数累加から持っていくけど、これ誰かが1個、こそっと食べちゃったらどうするの?” にビンゴ!帰宅後速攻このパネルを作成しました。勿論SSKCLUBテキストは分かり易い図解入りで編集されていますので、テキストだけでも十分に指導できます。が、このひと手間を費やすことで、子ども達の頭の中にかけ算の意味が浸透していくと思いませんか~ :-o

昨日2年生のMちゃんが帰りしなに、“いいですか、5個が3つ分ですね、でも、これだとどうですか?こんな時は、かけ算を使いたくても使えないんですよー”とパネルを操作しながら私の真似をしているではあ~りませんか :roll: 思わず、先生いつもそんな言い方してるの?と会話も弾みます。ところでこのパネルわり算にも使えると思いませんか~ :-o 更に余りのあるわり算にも使えると思いませんか~ :-o

おまけ

茨城県のO先生のご紹介で読んでみました。かけ算は、1つ分の大きさ×いくつ分=全体の大きさと、小学校に準じた指導をしていますが、かけ算を巡る歴史的な背景やネットによる書き込みなど、様々な論争があったのですね!正直驚きましたが、かなり勉強になりました。O先生ありがとうございましたm(__)m。

分数2

4年生は『分数2』の学習に入りました。『分数2』の1~3ページは『分数1』の復習というものの、忘却率が高いことを踏まえて、あえてパネルで確認をしてから取り組んだのですが・・・パーフェクトが5割以下でした(>_<)アッチャー、仕方がないです、学校ではまだ仮分数⇔帯分数の変換を学習していないのですから・・・そこで本部講習会でご指導いただいたパネルで再度学習しました。大事なことは①分数は1を分ける②単位分数を基にして考える③1以上の分数もあるこの三点に絞って学習しました。

お友達が作ったパネルをまずは仮分数で表します。それを帯分数に表すと・・・の展開です。逆バージョンもOKです。

“百聞は一見にしかず”と言いますが、見るだけではなく操作した方が絶対に分数の仕組みや意味が分かってきます。照れながらですが満面の笑みを浮かべながら操作しています。フェースブックなら「いいね!」がつくのかしら?

SSKCLUBには分数テキストが3冊あります。スパイラルに学習することで分数への理解が徐々に定着していきますね(*^^)v

おまけ

頑張るミッチーに昨日姉から差し入れが・・・やったーーー!!!6日に解禁となった初物のカニが食卓に並ぶとは、この上ない幸せ(*^。^*)北陸に住んでてよかったーと思う瞬間です(^-^)

10日は大阪府本部講習会です。今回はどんなことが吸収できるかな?行ってきまーす :-o

メートルものがたり

2年生は『メートルものがたり』が中盤に入ってきました。そこで・・・やっぱり量を大切にということで・・・

 

私が準備したカードと同じ量を提示してもらうわけですが、みんな競争して取り組んでくれます。1.2年生はやはり、具体物を使って量をイメージする操作学習は必要不可欠です。今回準備したカードは・・・これです、mLは次回取り組みます。

単位の換算は、暗記なんてご法度!もちろんある程度のきまりを覚えるのは大切ですが、イメージが伴った理解がないところに、覚えこませても時間の無駄なんです。楽しみながら、ちゃんと要は押さえる。これ授業の鉄則ですよね!

授業後、“先生ー!、なんか、子どもの女子会みたいで、楽しかったー”(*^。^*)と、発言も今風ですね(^^♪

お ま け

お母さんのお迎えが少し遅れると連絡が入ったKちゃん、“先生、宿題していい?” “OK!”

『メートルものがたり』で学習したことが生かされていますね(^_-)-☆

今日から8月スタート!

今日から8月ということで、授業も朝8:45スタートとなりました。子ども達は至って元気です!

全国大会後から『時計』のテキストも再開しました。全国大会で受講し、改めてテキストに内蔵された奥深さに直面し、さて、ではどのようにアウトプットしようかなあ~~~???算数の基礎を作る1年生~3年生が学習し、しかも指導要領の四つの領域全てにおいて関連している『時計』ですから責任重大です。解説&解答書に基づいて授業を進めるのは勿論ですが、捉えにくい時間はやっぱイメージかな~で、

『時計』の学習が「図形」の学習に、更に分数学習に発展です。受講後早速パネルを作成して、3年生に確認しました(*^^)v

“二分の一は何分?” “30分”  “じゃあ四分の一は?” “15分” 図形から時間を感覚的に読み取ることが出来ませんか~ :-o  更に0.5時間=30分、0.25時間=15分と捉えると速さの学習にも活用できますね(*^^)v

おまけ

7月29日~31日にかけて、全珠連石川県支部主催、夏休みバスで行く東京ディズニーランドの旅に参加しました。夜行バス2泊という過酷なスケジュールでしたが、保護者様のご協力のもと無事に終了しました。子ども達のこぼれんばかりの笑顔と可愛い寝顔に救われた思いでした(*^。^*)

 

メートルものがたり

すみません、2週間ぶりの更新です :-o  平成24年度の本部講習会も無事に終了しまして、後は7月の全国大会を待つばかりとなりました。伊藤会長におかれましてはホッとするのも束の間、新年度へ向けてのご準備に余念がない頃かと思われます。本当に1年間お疲れ様でした、そしてまた新年度もよろしくお願いいたします。

さて教室では、2年生が『メートルものがたり』の学習に入りました。すみません学習マニュアルには10月~となっておりますが、子ども達に急かされて、始めてしまいました ;-) 但し10級検定合格者に限定です。まずは必要最低限の教具をご紹介します。

量感によるイメージ力は連続量の学習には必要不可欠ですので、これくらいのアイテムは当たり前です。

星野先生から頂いた数直線が大活躍です!ありがとうございます。キッズからずーーーとずーーーと継続した「束とバラ」の考え方がここでも生きています。

そしてお見事に正解!“先生、学校でも始まったよ!でもメートルはまだだよ!” メートルに関しては2年生下で学習しますが、構造が分かれば問題なしですね。 :-D

最近ようやく、どのように発問すれは、子どもの能力を引き出すことが出来るかが分かってきたように思います。やはり本部講習会に参加したり、会報や解説書を熟読することで、少しずつではありますが、テキストの意図することが分かって来るのですね。

子どもの能力を見抜く!テキストのメカニズムを見抜く!見抜いたなら、個々に応じた指導法で対処する!新年度も指導力向上目指して精進したいと思います :-o