新年がスタートしました!

今年も初顔合わせは“新年会”ボーリング大会&映画鑑賞でした。新年早々ハイテンションな子ども達と触れ合うことで、行く手が明るい「大吉」のおみくじを引いたような、幸運な気持ちになりました。 みんなありがとう!

さて私事ではありますが、昨年12月中旬にシカゴ&ニューヨークへ行ってきました。何もかもスケールの大きさに驚きながら向こうの文化にも触れてきました。

時差15時間、1ドル120円、長さはヤード表式、気温は華氏表記と少々戸惑いましたが、人生の見聞を広める良い経験をさせていただきました。

そこで早速地球儀を教室に持ち込んで時差のことや、本物のドル紙幣やコインを見せて、日本円でいくらになるのかな?など、お休みをいただいた分、子ども達にもアメリカの風土に触れてもらいました。

ブルックリン橋  イースト川に架かる米国で最も古い吊り橋。

詳細が記されたパネル  ヤード表記です。

ニューヨーク、タイムズ-スクエアのネオン 中央の46° 華氏表記です。現地の日本人曰く、(華氏温度-30)÷2をすると大体摂氏温度になるそうです。

参考までに  1インチ=2.54㎝、12インチ=1フィート(30.48㎝)、3フィート=1ヤード、1ヤード=0.9144m。華氏32度=摂氏0度、華氏122度=摂氏50度、華氏212度=摂氏100

アメリカのことはこのくらいにして、皆様、今年も笑顔を忘れず全力で邁進したいと思いますので、昨年同様宜しくお願いいたします。個人的には池田そろばんのブログ本が完成できたらいいな~と思っております(*^^)v

今年もお世話になりましたm(__)m

ゆく年~くる年~♪

今年もカウントダウンが近づいてきました。皆さんどんな一年でしたか?私は公私ともに充実の一年でした。皆さんに支えられながらこうしてハッピーな年末を迎えられたことに感謝します。この感謝を土台に来年も頑張りますので、よろしくお願いいたしますm(__)m

皆様、良いお年をお迎えください♪

京都本部講習会に参加してきました。

12月初旬にしては珍しい積雪に、参加できるかどうか心配になりましたが、サンダーバードの遅れもなく京都タワーが出迎えてくれました

冒頭、「ともすれば子どもが上達しないのは、子どもの努力不足!と責任転嫁しがちな指導者では非社会的な塾になってしまう。」と、いきなり襟を正せざるを得ないお言葉にちょっぴり冷や汗(^_^;)

今回はレッスン1~3+ドリル3ということで、新入生にどのような配慮をしながら取り組めばよいかに焦点を絞って、受講させていただきました。

今回も初めて耳にする新語にへえ~へえ~へえ~と感嘆しては納得し、色んな角度からテキストを紐解いてくださる伊藤会長に最敬礼です(゜_゜>)

“先生とは、人間を育てているんだという認識がないといけない”

心に矢が刺さったかのように、ずっしりと重みのあるお言葉はまさに教育の原点です。

今回も指導力+人間力をたっぷりご指導いただいた4時間でした。

そして今回も速攻パネルを作成しました。学ぶは真似る(^^)/

教室に常備してあると、いいと思いませんか~(*^^)v

石川学習会

12月1日(月)は石川学習会でした。「今年度から毎回の発表者を順番制にして取り組む」と決めて4回が終了しました。各先生方の着眼点に共鳴したり、感嘆したり、毎回得るものがあります。

今回は『計算のきまり1・2』で、発表者は武田先生でした。学習指導要領・会報・解説&解答書に基づき、テキストのページを追って発表してくださいました。途中質問が飛び交ったり、インストラクターのコメントが入ったりと、発言することでお互い学びあう学習会です。

今回の学習会で、授業に取り入れようと感じた箇所を記しますね(^.^)

『きまり1』p14.15の逆思考の問題ですが、なかなかスムーズに答えられないですよね!?このページはp12.13の理解がないとできません。だったらp12.13を取り組んだ後に、このページの問題を逆思考の問題にすり替えて設問してみてはどうだろう!?ということです。今年度の4年生はもうクリアしていますので、来年度の4年生に試してみます。待ち遠し~い(^_^;)

このように学習会に参加することで、授業のヒントや次の課題を見つけることが出来、とても有意義です。1月2月はお休みですが、3月『メートルものがたり』井戸先生、4月『小数』釜田隆文先生、5月『分数』新保先生と決まっております。

おまけ

12月1日は新保先生のお誕生日でした。休憩時間にミッチーハンドメイドの“さつまいもタルト”でお祝いしました(*^^)v

そして、忘れてはいけません。12月1日に『ドリル解説書ABACUS6&7』が吉見出版から発売となっております。内容は見てビックリ(@_@;)作問のメカニズムが詳細に記されております。是非是非ご購入いただき、お勉強してくださいm(__)m。

 

振り替え授業

11月後半の三連休は、私の都合で振り替え授業となりました。みんなものんびりしたかっただろうに、お休みすることなく来てくれました(*^^)vミッチーか・ん・げ・きー!

キッズちゃんも順調に学習が進んでいます。いよいよ十進位取り記数法の山場を迎え、内心ドキドキです。計数そろばんに「10+2」はすんなり布数できても「2+10」になると、2が邪魔してなかなか10を布数できなくて困った経験ないですか?

そうなんです、10を一つの束として捉えることが出来るか否かの関所なんですよね~~。

戸惑うことなく、スーと十の位に指が動いたので、一安心です。パズルテキストは8ページまで、文字テキストはレッスン2がそろそろ終わりそうです。着々と1年生へ向けての準備が整いつつあります(*^^)v

こちらは1年生、最近はテキストとそろばんのにらめっこ計算ばかりなので、たまにはチップで息抜きです。

チップを100枚並べて、1枚取ったらいくつ?2枚取ったら?じゃあ1束増やすよ~もう1束増やすよ~等々、100の数のスライドを確認しました。今日参加の1年生、全員が合格でした(*^。^*)

1年生は一番早い子で今月10級を受験します。頑張れ!

金城幼稚園家庭教育学級&石川県本部講習会

11月15日(土)・16日(日)、金城幼稚園家庭教育学級と石川県本部講習会が無事に終了しました。今回でファイナルとなる金城幼稚園のテーマは、『算数(かけ算とわり算)について』でした。KIDSで学んだことが小学校1年生で活躍することは分かっていても、中学年まで通用するのか?保護者にとっては興味深々なテーマです。その保護者の不安な心をまるで氷を溶かすかのように、流暢にご講義くださいました。

 

まずは“8つの知能”

知能と言えば、IQ(言語語学・論理数学的・博物学的)が高いか低いかでその人を判断しがちですが、他にもEQ(対人的・内省的)やAQ(音楽リズム・身体運動感覚・視覚空間的)があり、一つの指標だけで人間の知能を測るのは危険と言われているようです。

そして“9歳の壁”

9歳と言えば小学3・4年生、この学年で「小数」「分数」「わり算」といった思考力を伴う単元が出てきます。ここを上手く通過できるかできないかが、この“9歳の壁”のことです。では、その壁をスムーズに通過するためには、「できる学力」から「分かる学力」に変える必要があります。日本は「できる学力」が「分かる学力」を上回っているようです。

例えば、3×5=15→3×6=18 の答えは出せるが、何故18になるのかを説明できない児童が多いのが日本のようです。それを防ぐには、やはり意味づけ(関連づけ)をしながらの教育でないといけません。そこで出たのがパンにバター!これは参加者にしかわかりませんが、伊藤会長の名言です)

中略・・・資料に基づき具体的な内容が満載でした・・・

要するに意味づけすることで、子どもが納得して理解してくると、次の単元が重なってきても土台がしっかりしているから崩れない。そーなったら“9歳の壁”も必ず乗り越えられるということでした。

今回はおじいちゃんおばあちゃんも参加してくださり、真剣に伊藤会長のご講義に耳を傾けてくださいました。「お母さん方も勉強してくださいね!」とのメッセージは温かさの中にもピリリとスパイスを効かせた瞬間でした。

最後に子ども達からの色紙とリースが伊藤会長に贈られました。

引き続き石川本部講習会です。今回はレッスン4・5の解説&解答書に沿ってご講義していただきました。

今回のプロローグは、いきなりダーウィンの進化論!昨日とは別の切り口で8つの知能のお話から、教育者たる者IQだけではなくEQ・AQ知能を伸ばす力量も必要で、常に本質を見極めて教育していかないといけない!その為には、“弟子なら勉強してください”の叱咤激励でした。ハートにグサリ(^_^;)

講義内容は省略させていただきますが、今回も指導力もさることながら、人間力の大きさが教育にはひっじょーーーに だ・い・じ なことであるということを痛感した4時間でした。

今回の講義を受けてビビッときたことをパネルにしました。

昨日の授業です。3年生にパネルの説明をした後に

「6×9を別の式にできる?」

「ハイ、ハーイ、3×9+3×9だよ」

「やるじゃん!」「じゃー、7×9は?」

「3×9+4×9」

「先生、さっきの6×9に1×9をたしてもできるよ」

「そーだね、みんね凄い!凄い!」

意味づけ関連づけながらIQもEQも少しはアップできたかな?これからもインプットしたことは、即アウトプットできるように、ますます向上しようと誓った二日間でした。

伊藤会長二日間に渡りご講義くださりありがとうございました。そして大変お疲れ様でした。

金城幼稚園の保育士の皆様、保護者の皆様、大変お世話になりありがとうございました。

部分と全体

私は、『わりさん1』19ページ(1)の問題を解答した後に、“この問題をそろばんで計算しないで答え出せる?”と聞いてみます。殆どの子が“う~ん、わかんない”と言いますが、先日2年生の女児です。私が聞く前に“ねえねえ、先生、ここの100を隠したら、25×4=100だから、あと400で500になるよ!”って言ってくれたんです。まさに部分と全体を捉えていると思いませんか~もう、びっくりして、慌ててもう一度今のポーズ写メさせてとお願いして、スマホに納めました。

そうなんです!子ども達は確実に発達し、創造力が育っているんです。勿論自分でうまく表現できなかったり、聞いた後でなるほどと納得したり個人差はありますが、何故このような思考が育つのかと言いますと、SSKCLUBのテキストで指導してきた賜物と思うわけなんですよ(*^。^*)

これって、かけざんテキストからずーーーと一貫して、意味づけを中心に数理的にテキストが編集されているからと思いませんか~(^^♪

少し発展して10Aです。

勿論、定位法も指導しますが・・・3問題から4問題へ移る時、ここもできたら確認したい箇所ですね!子どもが“80×2.5=200に80×10=800を足して1,000になるよ”と答えてくれたら最高と思いませんか~(^^♪ それが4年生あたりでもこのniceな解答をしてくれるんですよ(*^^)v

こんな日は、とってもハッピーな気持ちになれますヽ(^o^)丿

今日も意欲的に算数テキストに取り組む子ども達の姿を見て、つくづくSSKCLUBテキストっていいなあ~って感じたミッチーでした。なんか、いきなりつぶやきになっちゃいました(^_^;)

明日は全珠連石川県支部創立60周年記念講演に参加してきます(*^^)v

「明日の珠算を考える会 2014」に参加してきました。

3年前にも同研修会で、伊藤会長が講師を務められました。その時は第一講でしたが、今回はなんと、第一講~第四講まで、ぜ~~んぶの講師を伊藤会長が務められるということで、申込書が届くや否や、速攻申し込みをさせていただいた次第です。

会場には北は北海道、南は九州長崎、日本全国から110名の先生方が伊藤会長のご講義を聴講するために参集しておりました。まるでこれからコンサートが始まるのかしら~とワクワク感を感じたのは私だけ?

講義前に中島えいこ先生による、伊藤会長のご紹介があったのですが、これがまた素晴らしく、ノー原稿でSSKCLUBの活動内容と教育理念をコンパクトにまとめてくださいました。

全32ページにわたる資料を元に、実際に小学校でどんなことが教えられているのか?珠算塾でどんなことが出来るのか!珠算と算数をどのように絡めていけば、珠算塾で学習したことが学校でも役に立つのか!を正に今回の「明日の珠算を考える」に相応しい内容でお話しくださいました。

立ち上がり第一講は会場内が暗かったせいか、お話しぶりも少々地味でしたが(失礼いたします)、第二講からは、伊藤会長節が炸裂して、笑いあり、涙?ありの伊藤ワールド一色となりました。だから、何度でも聞きたくなる!つくづくこの教育で指導できる幸せを噛みしめました。

伊藤会長ありがとうございました。そして、全国珠算学校連盟の山中会長、中島えいこ先生はじめ、主催してくださいました先生方大変お世話になりました。この感謝を忘れず今日からまた「明日の珠算」に希望を持ち前進したいと思います。ありがとうございました。

 

メートルものがたり

大変ご無沙汰しまして申し訳ないです。

瞬く間に月日は流れ9月も終盤、朝晩はめっきり涼しくなり、秋本番を迎えますね!毎年決まって聞こえてくる“りーんりーん”という鈴虫の鳴き声も秋を伝えてくれます。自然は休むことなく四季折々の風情をかもしだいてくれます。少しは見習わないとね!

さて、当塾では2年生がメートルものがたりを取り組んでいます(もう修了した子もいます)。マニュアル表には10月~とありますが、臨機応変で取り組んでいます。

整数での連続量の仕組みの理解が、今後の小数や分数へと繋がる訳ですから、『メートルものがたり』を学習することは、連続量のはじめの一歩となります。

テキストには単名数⇔複名数の換算が随所にありますが、解説&解答書や本部講習会でご指導いただくように、分解して考えることが基本ですね!

2年生はまだメートルの単位を学習していませんが、テキスト通り取り組めば、へっちゃら(^.^)先日の授業でのワンシーンです!

さあ~身長測るよ~の声掛けに、私も測って!僕も測って!と一瞬騒然としましたが、そこはビシッと押さえてまとめました。一枚目の写真は1mものさしと30㎝ものさしをくっつけて130㎝、それを分けると100㎝(1m)と30㎝の2本のものさしに、要するに分解と合成の行ったり来たりを2本のものさしで体験!たまにはこのような展開もいいですね~(^^♪

おまけ

夏休みに物置を整理していましたら???なに?この箱?

中身は・・・

かれこれ20数年前に「1000」という数を理解してもらうために、集めた1円玉とフイルムケース、“きゃーー、なつかしいーー”当時一か所の郵便局で1000個の1円玉を交換してもらえず、何か所もまわって集めたんだよね~!これって今でも使えるかもです(*^^)v

ではまたね(^^♪

全国大会に参加してきました!

台風8号の影響がひっじょーーーに心配されましたが、どーーーしても聴講したいという先生方の熱い熱い思いが、台風までも押しのけ無事に開催することが出来ました(^^♪

全国から100名近い先生方が集うこの大会は、SSKCLUBの1年のスタートです。この日の為に1年かけて下準備を重ね、全ては全国大会にあり掲げ迎えた大会でした。

さて、1年で一番緊張する総会も無事に終わり、いよいよ講習会の始まりです。今年のテーマは「テキストと算数の関連」1学年『数と計算』です。これって珠算指導者講習会???はーいヽ(^o^)丿それがSSKCLUBなんです!

今回は本題に入る前のプロローグが心にずっしーんと響き、「教育」という二文字の奥深さを改めて認識しました。

学習指導要領は発達が基準になって定められ、その発達には「初発年齢」「平均年齢」「限界年齢」とあり、教科書はこの平均年齢を基準に作られている。

いきなりの新ネタでした。ではこの子どもの発達を知るにはどうしたらよいのでしょう?それこそSSKCLUB教育を極めることに尽きると思います。

経験が物申すならば、私なんか珠算教育に携わって30年以上!ちょーベテランに分類されがちですが、悲しいかなまだまだ空き領域がギガレベル並みです。これからもひたすら空きスペースをSSKCLUB教育で埋め尽くすために努力研鑚しますので、よろしくお願いいたします。

今年の資料です!右は新発売のSSKCLUBオリジナルクリアファイル、参加者全員に配布されました。テキストや学習進度表を入れるのに大活躍しそうです!もちろん子ども達へのプレゼントとしても使えそうですね!

いつも新ネタをご披露してくださる伊藤会長!今回の全国大会も雑学の宝庫でした!

テキストに潜む算数理論を習得するために、先生方も必死です!

伊藤会長、4時間のご講義大変お疲れ様でした。そして、毎度のことながらクオリティーの高いご講義をありがとうございました。奥が深すぎて一回の受講ではなかなか自分のものにできませんが、ICレコーダーを何度も聞き直し習得したいと思います。

今回の全国大会が大成功をおさめることが出来ましたのも、国重先生をはじめ愛知県の先生方のご尽力のお陰です。本当にお世話になりありがとうございました。