6日(金)は石川学習会でした。1月2月がお休みだったため、年明け初学習会ということで、親睦も兼ねてランチ&学習会となりました。ランチのお陰で出席人数もいつもより多くって、いえいえ、けっしてそーいう訳ではございません(*^。^*)、皆さん個々にお忙しい日々を送る中、この日だけは外せないと集まっていただきました。
テーマは『メートルものがたり』で発表者は井戸先生です!井戸先生曰く、「分離量から連続量を意識する学年であり、将来的に数の稠密性や数の広がりに繋がる最初のテキスト」と・・・ううわっなんと鋭い捉え方~、テキストの全体像を見据えている・・・、でもこれって常に部分と全体を捉えて指導にあたるという、指導者たる者必要不可欠なことですね(^^)v
p2 ここをスムーズに展開できる指導法はありますか?の問いかけに、及ばずながらいつものパネルご紹介です。
これは、パズル1の長さくらべの時も使いますが、測定の基礎となる経験を豊かにする意味でもバラバラの状態から短い順に並べ替えてもらいます。
この前学習をすることで、目盛り(任意単位)を読み取れば長さの大小が把握でき、2△は2と3の間にある大きさと捉えることができるようになります。テキストの絵は動かすことはできませんが、実際に動かさなくても、長さしらべが出来ることを気付かせたいページですね。
また、村中先生はタクシーの3△を下のタクシーの図の横にメモるなど、学習会ならではの各先生方のアイディアが飛び交い非常に勉強になりました。
加えて、「数が生きているのがメートルものがたりのテキストの良さで、長さもたし算・ひき算が出来るんだよ、まさしくここが数が楽しくなるか嫌いになるかの分かれ道」という井戸先生のコメントには私も同感です。
「かさ」に関しては、「長さ」と関連付けることが大切ということで、教具により説明くださいました。
量感も単なるイメージではなく、長さの単位が元になっていることの大切さを、今一度子ども達にしっかり伝えないといけないと思いました。
今回も他の先生方の着眼点や指導法を学び、即明日からの自分の授業に生かせる内容の数々でした。
次回は4月3日(金)『小数1・2』です。今から楽しみです(^-^)
おまけの注釈
稠密性 分数の分割→数直線の一目盛りは無限に分割できると捉えられる
量 感 (例)チップ100個分の量「目分量」→牛乳パック1Lに1㎤が1000個分入る