金沢市教育委員会教育長様ご訪問

昨日、全国珠算教育連盟石川県支部金沢地区の先生方と、金沢市教育委員会野口教育長様をご訪問させていただきました。これは我々の愛してやまない『そろばん』を、学校教育の現場で少しでも取り入れていただき、一人でも多くの子ども達に『そろばん』の良さを知っていただきたいという取り組みの一環です。

野口教育長様、学校指導課の村上先生におかれましてはご公務で大変お忙しい中、お時間を作っていただきました。そして最後まで私たちの拙い話を優しく温かくお聞きくださり感謝の気持ちでいっぱいになりました。ありがとうございましたm(__)m

宮城県本部講習会に参加してきました!

遅ればせながら更新させていただきます!先週は宮城県本部講習会でした。

杜の都仙台に足を踏み入れたのは、今回で4度目。小松空港を朝8時に飛んで9時半には仙台駅着と、北陸新幹線で東京へ行くより短時間での移動は、驚き桃の木山椒の木って感じかな(^◇^)。しかも往復右側の座席だったため、窓から佐渡島がくっきり見え、わーーー日本地図まんま~伊能忠敬さん恐れ入りますm(__)mです。

さて、今回は関東の『ノートの活用法』の続編!何としても“見たい!聞きたい!学びたい!”の内容は期待どうり(*^^)v

今回の入り口は、数字の並列・配列の展開から「0」の数の大切さをお話しくださいました。数字と数値の違いは量を伴っているかいないかであって、量が伴わないと位の理解はあり得ません。しかし、いざ計算となると数字を使って自動化していくわけで、その点はそろばんも同じです。自動化された計算力だけでは算数との融合にはほど遠く、常に位(量感)を伴わせながらの指導が大切になってきます。

“自分の教えていることが、はたして子どもの役に立っているのかいないのかを、考えて指導にあたって欲しい”と仰る伊藤会長!教育者の原点たる精神をいつもご指導いただきます。これがSSKCLUB(伊藤会長)のこだわりなのですね!

今回頂いた資料(心理学)の項目が、関東の時より更に10項目増え95項目まで進化していました。SSKCLUBで勉強しなかったなら、一生耳にしなかったであろう専門用語の数々。これをどこまで内化して授業に役立たせることが出来るかは、自分次第!以前にいただいた“一生学心”の四文字テロップが頭の中を旋回します。

キッズ4・5・スペシャルは、「十進位取り記数法」と「数観念」という1学年の算数に必要不可欠な内容を仕上げるテキストです。そんな中、私的に指導を苦手とするページもありましたが、今回の講習でかなり払拭でき大満足です。

伊藤会長いつも多岐にわたりご指導いただきありがとうございます。今期あと茨城県本部講習会が残っておりますが、1年間大変お疲れ様でした。茨城後は少し休まれて全国大会まで体調整えられてくださいね(*^。^*)

宮城県の粟田先生、体調お悪い中、何かとお世話頂きありがとうございましたm(__)m。粟田先生も体調整えられてくださいね。全国大会でまたお会いしましょう!

石川学習会

昨日は石川学習会でした。テーマは『分数1・2』発表者は見聞の広い新保先生です!まずは一分間瞑想から・・・これも新保先生らしいです(^-^)有名大学?有名私塾?だったか聞き漏らしましたが、実際に“頭と心を浄化する”を目的に行われているようです。そーすることで、ストレス解消し、やる気がでて、集中力もアップするようです。

新保先生曰く「自分も勉強不足なので、皆さん参加型の学習会にしましょう」ということで、3分の1と3分の1mの違いや、各分数の名称の復習を交えながらページを追って発表くださいました。途中質問やインストラクターのアドバイスが飛び交い、まさしく全員参加型の学習会でした。

ほぼ徹夜状態でこの日を迎えたと聞き、申し訳ないな~と同時に学習会に向ける前向きなお気持ちがとても嬉しかったです(*^。^*)ありがとうございました。昨日の夜は爆睡だったかな~?

次回は6月25日、テーマ『分数2・3』発表者は池田です(*^^)v

会報に同封されてました平成27年4月改訂のマニュアル表ですが、『分数2・3』の導入時期が復習型へと変更になっております。新しい教科書で確認して取り組まれてくださいm(__)m

あれから一週間

先週は関東本部講習会に参加してきました。参加者40名と多数の先生方で盛り上がりました。

テーマは“保護者向けのメッセージ” “KIDS3・4とノートの活用法”でした。

そろばんを習いたいのですが・・・と尋ねてこられる保護者様にどのようにSSKCLUBをアピールするか!“そろばん塾特有の計算力+算数力の向上”を訴えるのは勿論なのですが、何故、お子さんが指を使って計算するのか!何故計数そろばんで指導するのか!何故意味付けが必要なのかを具体的に述べて、保護者様の不安を払拭し、自信を持ってサービス(分からないことが分かるようになる)提供をお話しすることが大切である。そこに双方の信頼関係が生まれると仰る伊藤会長!

そしてその自信を身に付けるためのご講義が始まりました。

今回の講習会の為にご準備くださった資料の数々、驚いたのは3月29日の富山県本部講習会でいただいた資料より、内容が更にグレードアップしていたこと!これは何を意味するかと申しますと、講師である伊藤会長ご自身が常に勉学に勤しみ、得た知識を惜しみなく我々に提供してくださるということ!このご厚意を無駄にしてはいけません。毎日1時間いや30分でもいいですから、学んだことを復習し自分の中に内化しませんか?正にご講義くださる伊藤会長と受講する会員との信頼関係が深まった4時間でした。

伊藤会長いつもエネルギッシュでパワフルで、しかも新鮮なご講義をありがとうございます!残りは仙台でお話ししますのお言葉につられ、村中先生と一緒に仙台に参加させていただきますので、ご指導の程よろしくお願いいたします。

そして忘れてはいけません、こうして気持ちよく受講できますのも、中島先生をはじめお世話してくださいました関東の先生方のお陰があることを・・・本当にありがとうございました。大満足で帰路につきました。

帰りは北陸新幹線グランクラスで帰ってきました。最初で最後?の贅沢です(*^^)v

話は変わりまして、平成27年度から教科書が変わったことご存知でしたか?新学期最初の授業日に6年生の男児が、“先生教科書変わったよ!もうこれ古いよ!”と教室においてある教科書を指さして教えてくれました。で、早速注文しました。

大きく変わったことは、今まで1学年の教科書(東京書籍)は1冊だったのが、上・下2冊に、6学年上・下2冊だったのが1冊になったことです。内容は変わりませんが、イラストの変更や、上・下で多少の入れ替えがあるようです。これからまた細かく見ていきたいです(^-^)

富山県本部講習会に参加してきました!

北陸新幹線が開業となり、最近のここ北陸は華々しい賑わいを見せております。当初My carで出かけるつもりが、“勉強集中のため環境とエピソードの充実”という新保先生の掛け声に皆が賛同し、急遽北陸のおばちゃん5人で、金沢富山間を北陸新幹線『かがやき』で出発しました。

まずは金沢駅に初めてお目見えの自動改札に歓声をあげ、新幹線構内では伝統的工芸品の数々に感嘆し、“う~ん、これも環境とエピソード”とテンションアップ!たったの18分間でしたが「速い」「静か」「高級感」を味わうことが出来ました(*^^)v

お昼は新しくなった「とやマルシェ店」で地物ランチに舌鼓

これまた“環境とエピソード!”(^-^)気持ちもお腹も最高潮で無事に会場に着くことが出来ました。

さて本題に入ります。今回のテーマは『キッズ1~5』、新学期へ向けて、「今、聞きたい」「今、保持したい」「今、試したい」内容が豊富で、この時期に大変ありがたいご講義でした。

入塾する幼児・1年生はそれぞれの持つ学習観(それまで培った知識)が違います。この学習観によって表象(心の中や頭の中で描くこと)も違ってきます。この表象能力が崩れているうちの無理強いは非常に危険な教育になってしまいます!まずはこのことを指導する側がちゃんと心得ているかどうかが、幼児教育に携わる教育者として一番大切であると仰る伊藤会長!

常に発達と学習の一致を心掛けた教育をする→子ども一人ひとりを観察する能力を身につける→自分磨きの勉強をする・・・に尽きます!

毎度のことながら、講習会に参加するたびに自分への課題を見つけるわけですが、常に最新の情報を交えながら理詰めでご指導くださる伊藤会長に改めて感謝いたします。

吉田松陰の言葉に「至誠にして動かざるは、未だ之有らざるなり」とありますが、私は一文字もじって「師匠にして動かざるは、未だ之有らざるなり」と言いたいです(*^。^*)

富山県の先生方、お世話になりありがとうございましたm(__)m

北陸新幹線開業

明日3月14日は待ちに待った北陸新幹線が開通されます。明日は絶対混んでいるだろうな~と思って、全珠連金沢地区役員会の帰りに立ち寄りました。所どころで他県から前日の金沢nowを取材しておりました。

見慣れた東口も、いつもになく見入ってしまうほど、今日の金沢を目に焼き付けたいな~感で散策しました。

シャッターは降りていましたが、明日のオープンを今か今かと待ち焦がれている臭が漂っていました。これを背景に、この瞬間を収めようとカメラのシャッターを切る人でごった返しでした。(人混みの切れ間の1枚です)金沢も本物の都会混じりかな?と足を進めると・・・

天井には梅鉢の紋、壁には金箔をあしらった壁画など、まさに金沢の「お・も・て・な・し」がふんだんに施され、思わず“いいじゃん金沢♪”が口元から漏れたしだいです(^^♪

4月の関東本部講習会は初北陸新幹線で参上します。今から楽しみです(*^。^*)贅沢にグランクラスで行けたらいいなあ~

そんなこんな思いでの今日の授業でしたが、1年生がママと一緒に100点満点のテストを持ってきてくれました。

1年生の算数力の定着が6年生まで物申すなら、これほどの喜びはありません。SSKCLUBで学び、子ども達に100%を還元し“そろばんと算数の融合”を目指し、これからも日々努力研鑚を重ねようと誓った1日でした。まさにエピソード記憶として刻まれました(*^^)v

おまけ

今日発売の記念切手もちゃっかり購入しました。「東京駅開業100周年記念Suica」も申し込みましたが、こちらはまだまだ届かないようです(>_<)

石川学習会

6日(金)は石川学習会でした。1月2月がお休みだったため、年明け初学習会ということで、親睦も兼ねてランチ&学習会となりました。ランチのお陰で出席人数もいつもより多くって、いえいえ、けっしてそーいう訳ではございません(*^。^*)、皆さん個々にお忙しい日々を送る中、この日だけは外せないと集まっていただきました。

テーマは『メートルものがたり』で発表者は井戸先生です!井戸先生曰く、「分離量から連続量を意識する学年であり、将来的に数の稠密性や数の広がりに繋がる最初のテキスト」と・・・うわっなんと鋭い捉え方~、テキストの全体像を見据えている・・・、でもこれって常に部分と全体を捉えて指導にあたるという、指導者たる者必要不可欠なことですね(^^)v

p2 ここをスムーズに展開できる指導法はありますか?の問いかけに、及ばずながらいつものパネルご紹介です。

これは、パズル1の長さくらべの時も使いますが、測定の基礎となる経験を豊かにする意味でもバラバラの状態から短い順に並べ替えてもらいます。

この前学習をすることで、目盛り(任意単位)を読み取れば長さの大小が把握でき、2△は2と3の間にある大きさと捉えることができるようになります。テキストの絵は動かすことはできませんが、実際に動かさなくても、長さしらべが出来ることを気付かせたいページですね。

また、村中先生はタクシーの3△を下のタクシーの図の横にメモるなど、学習会ならではの各先生方のアイディアが飛び交い非常に勉強になりました。

加えて、「数が生きているのがメートルものがたりのテキストの良さで、長さもたし算・ひき算が出来るんだよ、まさしくここが数が楽しくなるか嫌いになるかの分かれ道」という井戸先生のコメントには私も同感です。

「かさ」に関しては、「長さ」と関連付けることが大切ということで、教具により説明くださいました。

量感も単なるイメージではなく、長さの単位が元になっていることの大切さを、今一度子ども達にしっかり伝えないといけないと思いました。

今回も他の先生方の着眼点や指導法を学び、即明日からの自分の授業に生かせる内容の数々でした。

次回は4月3日(金)『小数1・2』です。今から楽しみです(^-^)

おまけの注釈

稠密性 分数の分割→数直線の一目盛りは無限に分割できると捉えられる

量 感 (例)チップ100個分の量「目分量」→牛乳パック1Lに1㎤が1000個分入る

『小数2』

『小数2』では、1/1000の位までの小数の意味や単位の換算問題、小数の構成・系列・計算(暗算)を学習します。中でも小数の暗算がスムーズにできるようになることは、今後の子ども達の人生に大きく影響を及ぼすのではないでしょうか~って、ちと大袈裟ですね(^_^;)

そこでまたまた自作パネルをご紹介します。ってテキストをそのままパネルにしただけですが・・・(@_@;)

p8の(3)次のたし算をしましょう。

普通、順番にたし算をしますよね。一度計算をさせたうえで、何か気付くことがないかをたずねます。誰も閃かない時は解説&解答書にもあるように、真ん中の数×個数=全体の数を説明します。そこでまたまたこのようなパネルも付け足しました。

これだと、“な~るほど、合点!承知!”となりませんか~?またp8(4)次のかけ算をしましょう。に繋げてあげると、なおさら関連性を見つけることが出来ますね!さらに、さらに、p13(2)次の計算をしましょう。に繋がると学習が能動的になり楽しさが倍増ですね(*^^)v

そんな学習もできるテキストの作問は凄い!

パネルを作成するときは、子ども達がどんな反応をしてくれるかを想像しながら作成します。自己満足で終わってはいけませんが、子ども達の創造力・思考力を育てる一助になるといいな~~と思っています(*^^)v

さて、1年生が順番にかけ算の学習をしています。かけ算の意味を学習した後は、九九の暗記に入ります。

私は、子どもの負担を最小限にするために、三等分して覚えてもらいます。その時はいつも子どもの名前を書いてあげます。先日ある1年生が、先生お母さんと九九の練習してきたよ!とプリントを見せてくれました。

おそらく、かけ算テキストを見ながら、我が子の為に作ってくださったのだと思います。自分に子どもさんを預けてくださる親御さんの気持ちが伝わり、胸が熱くなりました。

ということで、今日もテキストに沿って“いいことみ~つけた!”の授業を心掛けまーす(^O^)/

算数テキスト

SSKCLUBのテキストは、文字通り「S」そろばん「S」算数「K」KIDSテキストに分かれております。中でも算数テキストは各学年に対応しているため、途中入塾であっても取り組むことが出来るという、正にお助けマン的テキストです!そのテキストをもしも、もしも、もしも、使ってないとしたら、それはSSKCLUBにしてSSKCLUBにあらずと言えるほど宝の持ち腐れなんです。是非とも取り組んでいただきたいです(*^。^*)

当塾ではただ今、2年生『時計』、3年生『分数1』、4年生『小数2』、5年生『割合』、6年生『メートルワールド』を取り組んでいます。導入時にいかにイメージして取り組むことが出来るか!が、まずは初めの一歩ということで、提示するパネルをご紹介します。

これは「小数2」で使用します。皆さんもお持ちかと思いますが、まずはこのパネルで確認してから取り組むとスムーズです!

この二枚は『割合』で使用します。『割合』は二つの量を比べっこして求めるだけなのですが、「もとにする量」と「くらべる量」を入れ替えるだけで、ガラリと世界が変わってしまうところが難しいですよね!ですから、なおさらこのようなパネルで、自分から見て相手がいくつ分になるのかを、イメージすることが大切になってきます。これは、本部講習会で教えていただいたことです。その時は、「きりん」と「ねずみ」のイラストでした。

左は市販のものですが、右は算数セットに入っていたものです(現在は入っていないようです)まわりに文字盤をはめ込むと、このように

やはり時計の作図は、どの子も苦戦します。でもこのような時計を実際に子ども達に操作させることで、時計の仕組みも徐々にですが理解してくるようです。スパイラル~が大事です!今現在、個人差はありますが、だいたい各学年半分くらいまで進んでいます。

ところで皆様、テキストの表紙が次々とSSKCLUBオリジナルに変更されていますね!全59冊の内、今現在44冊完成、2冊がing状態、13冊が未完成となっております。全テキスト完成が待ち遠しいです(*^。^*)。表紙に伴い必要とあらば、内容も多少変更になっております。

『わり算1』の1ページ目です。以前は「赤でぬりましょう」だったので、鉛筆でぬった上に赤でぬることに、多少戸惑いがありました。しかし、「赤丸をつけましょう」ならとても取り組みやすいですね(*^^)v

おまけ キッズちゃんです!

私が、何も言わないのに50の下に自分で四角を書いて10飛びの数を書いています。わ、わ、わーーー先をこされたーーーですが、成長が嬉しい瞬間でもありました(^.^)

祝 会報第40号

年賀と共に“会報第40号”が皆さんのお手元に届いていると思います。読んでいただけましたか?まずはSSKCLUBのオリジナリティー溢れる表紙のイラストに目を引きましたよね!そしてありがたい会長の年頭のメッセージ!学ぶこと多しです!私は、ここはと思ったところにマーカーで記し、自分の中で消化していなかった箇所をもう一度資料を読み直します。授業で生かせること、はたまた知識の幅を広げられること多しです。

このように会報により学べることもSSKCLUBの優しさと思います。そして忘れてはいけません。この会報制作にあたり、まずは会報全てを担う瀬川先生、校正をしてくださる先生、印刷製本をしてくださる本部事務局、そして要である原稿を提供してくださる先生方、皆さんのおかげで今回の会報も無事に発刊することができました。そのご苦労があってこの会報が自分の手元に届いている現実を今一度噛みしめ、読んでいただきたいです。一人一人にとって新たな発見が絶対にあるはずです。よろしくお願いいたします。

「習慣は日々の積み重ねである。その後はつらいとも面倒だとも感じなくなる。」さて、会報何ページに書かれているでしょう?今年の目標①とし、学びを習慣にしたいですね(*^^)v

「至誠にして動かざるは、未だ之有らざるなり」こちらは会報ではありませんが・・・今年の目標②として、全てのことに誠を尽くしたいですね(*^^)v