大阪府本部講習会に参加してきました!

3月3日、桃の節句に大阪府本部講習会に参加しました。

今回はKIDSの前半編です。KIDSは何度受講しても新鮮で、KIDSテキストをしっかり使いこなすことで、今後のABACUSに上手く繋げていけるかが決まります。まさにSSKCLUBの真髄と言っても過言ではないと思っております。

まずは、2020年からの新学習指導要領に触れられました。算数の内容に大きな変化はありませんが、各学年で学習する内容が多少移動するようです。ただ数学的な考え方を重視する内容が1割から3割になるそうです。

また5、6年生では英語が必須化になります。そこで写真の資料にもありますように、今後KIDSテキストに英単語が追加されるかもしれません。まだまだ試験的な段階で今後どのような展開になるのか分からないとのことですが、「ひらがな・カタカナ・英文字」がキッズで学習できれば一石二鳥どころではないですね!今回ばかりは、我らが師匠の発想に度胆を抜かれました。

このように指導要領が改訂されても対応できるのがSSKCLUBの強みであり、頼もしいところでもあります。なぜなら、テキストそのものが「数学的な考察力」をつけさせる仕組みになっているからです。ただ、そこを見逃さずにタイムリーに子ども達に伝授出来るか否か!?が課題になってきます。今回もその伝達方法や引き出し方をピンポイントでご指導いただきました。また算数の4領域に追加された「データの活用」についても、なるほどと頷ける箇所が多々あり、改めて講習会に参加させていただくことの重要性を感じた大阪でした!次回近畿でのKIDS後半編に参加できないのが悔やまれてなりません(T_T)

今回の伊藤先生旬語録 “子どもを算数の舞台にのせることが数理的考察である” >^_^<

はい!今後もより良い指導法を身につけるため、日々努力を重ねてまいります(^^)/

伊藤先生今回も「ハッとして、グッとくる」ご講義をありがとうございましたm(__)m

また大阪の先生方大変お世話になりありがとうございましたm(__)m

千葉県本部講習会に参加してきました!

12月2日(日曜日)、12月の北陸としては珍しくスッキリと晴れ渡った気持ちのいい朝、おなじみの北陸新幹線へ乗り込みました。
早々に雄大な立山連邦の車窓を楽しみ、これぞ旅の醍醐味とコーヒー片手に東京へと向かいました。
今回のテーマは、『2年生の算数とテキストの関連』『メートルものがたり』『時計』でした。
最近のテーマは、算数とテキストの関連が多いですが、この中でいつも出てくる用語が「領域固有性」です。これは個々を別々に認識していくということです。(例:珠算は出来ても算数の計算で指を使う等)逆に双方がそれぞれ関連性を持っている場合は領域一般性と言います。
我々はそろばんを習えば算数力がアップするという宣伝文句で生徒募集をしますが、そこに待った!をかけるのがこの「領域固有性」です。では、どーすれば「領域一般性」へと導いていけるのでしょうか?今回はその答えとなることを沢山ご指導いただきました。
また、2020年度から実施される新学習指導要領の変更箇所や方向性を示して下さいました。
更に、『メートルものがたり』や『時計』では次に繋がる小数を意識した指導法など、盛りだくさんでした。
きっと今年最後の本部講習会なので、伊藤先生も大サービスしてくださったのだと思います。
レコーダーを聞き直し、ご指導頂いたことをしっかり自分のものにして、今後の授業に反映させたいと思います。
sskclubは常により良い教育を子供達に提供するために先生が学べる最高の場所です。講習会に参加する度に、同じ目的を持った先生方と共に学び交流を持ちたいという気持ちが強くなります。“やっててよかった!SSK式♪”あれ?どこかで聞いたような(^_^メ)
伊藤先生、今年も一年ご指導いただきまして本当にありがとうございました。
来年もご指導の程、よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、千葉県の先生方には送迎から懇親会まで細部に渡りお世話になりました。本当にありがとうございましたm(__)m。

 

平成30年度石川県本部講習会

11月4日日曜日、石川県本部講習会が開催されました。

今年は全国大会が開催されなかったため、私としたことが、師匠直々のライブ講習会を半年以上も受講しておらず、少々の出遅れを感じながら参加させていただいたきました。

人生100年時代と言われていますが、充実の健康寿命100歳を目指すためには、心身ともに健康でいたいものです。そこで今回ご教示いただいたのがリカレント教育(学び直し)。一度身につけた職業能力を更新し、新しい技術や知識を学び直し活用することにより、キャリアアップ、キャリアチェンジを図るということのようです。

今回このリカレント教育という言葉は初耳でしたが、自分にとってSSKCLUB自体が正に学び直しの場であり、自己啓発の場であるため、とても親近感を覚えました。

さて、今回も沢山の資料に基づき、あらゆる角度からご指導いただきました。本当に瞬きするのも勿体ないくらい有意義な4時間でした。講習会後の授業はいつもテンションが上がります。昨日も収穫したての内容を、即、子ども達に伝えることが出来ました。講習会に参加し、まずは自分が賢くなり、それを目の前の子供たちに伝えることで、子どもも賢くなり、両者のハッピーが循環します。これぞ講習会の醍醐味です!

来月は千葉県本部講習会に参加し、更なるスキルアップを図りたいと思います。

伊藤先生、いつもぶれない姿勢で力強く、それでいてお笑いを交えながら楽しくご指導くださり本当にありがとうございます。

また、他県からご参加くださった先生方ありがとうございました。

福岡県本部講習会に参加してきました!

春休みを利用して、昨年に引き続き福岡(小倉)の本部講習会に参加してきました。遠方でも足を運び、自分の耳で聞いて講習を肌で感じることで、心(頭)が動きます。活動を起こすことで全てのスイッチがオンになり、何とも言えぬ充実感を味わうことが出来ます。きっと参加された先生方も同じ思いをされていることと思います。

さて今回のテーマは「2年生の算数とテキストの関連」『分数2・3』でした。まずは、いつものように「算数に繋がるそろばん教育=SSKCLUB」であるということを、またまた新用語を交えてお話しくださいました。新用語とは写真にもありますように定型的熟達・適応的熟達・創造的熟達のことですが、人間は考えることをやめたら記憶(定型的熟達)だけに頼るそうです。しかし、良い教材で良い指導が伴えば、適応力(適応的熟達)が上がり、自然と自ら考え開発していく力(創造的熟達)が備わります。要するに知覚・記憶・思考を1セットとしてバランスよく植え付けていくと認知力がアップするという公式に落ち着きます。それがSSKCLUBの目指す教育であり、今回も子どもを賢くするためのノウハウを沢山学びました。やはり学ぶことは大切です。まさに心(頭)が動かされた4時間でした。

学力=瞬時に使える能力

伊藤先生、今回もご指導くださりありがとうございました。そして福岡県の先生方お世話になりました。新学期も始まりました、子ども達の学力向上に向けて今年度もパワー全開で頑張ります(*^^)v

平成29年度石川県本部講習会

11月19日(日)は、平成29年度SSKCLUB石川県本部講習会でした。テーマは「3年生の算数とテキスト」『小数1』『分数1』で、今回も算数教科書とテキストの関連部分がタイアップされた資料を頂きました。この資料は講師である伊藤先生が受講者の為にお忙しいお時間を割いて作成してくださるものであり、本当にありがたいです。

我々は日々生活する中、様々な出来事に出合います。その出来事の一つ一つを鮮明に記憶しているかというと、曖昧です。感情を伴うエピソード記憶ならまだしもですが・・・。また、何かをしようと思って場所を改めたにもかかわらず、「あれ?何をしにここへ来たのかな?」と忘れてしまうことがあります。前者が出来事記憶といい、後者が展望的記憶というそうです。この二つの記憶は年齢と共に衰えるそうです。でも安心してください、これは人間の自然現象だから気にしなくていいそうです。加えて、学問的なことも勉強しないと当然落ちていきます。こちらは自然現象ではなく、自分の勉強不足が原因となります。原因がはっきりしている以上、こちらは安心して胡坐をかいていてはけませんね!学ぶことの大切さを新鮮な語彙をまじえてお話しくださいました。

さて新学習指導要領の話題が騒がれ始めておりますが、「ゆとり教育」で計算力が落ちたため「今の教育」は計算力アップに力が注がれています。でも今や“計算が速くできることは学力ではない”とまで言われている以上「これからの教育」は「創造力や創作力」を育てる方向に行くようです。珠算教育も、いつまでも時間を計り、制限時間内に高得点を取ることばかりに焦点を当てていてはいけない時代ということですね!

その観点からSSKCLUBを見てみます。SSKCLUBの良さは、そろばん塾でありながら算数力もアップできることです。これまでもそうでしたが、「算数スペシャル」が登場したお陰で更にその部分が強くなりました。そしてこの「算数スペシャル」を取り入れたため既存の『小数1』『分数1』の学習が3学年から4学年へと移行になります。これこそスパイラルな学習スタイルと思いませんか!SSKCLUBは常に変化する社会の中で対応できるように、常に進化し続けるということですね!

今回は『小数1』『分数1』を今まで通りではなく、4学年向けのグレードアップした指導法をご伝授頂きました。心の中で “こーきたかーーー” とつぶやきながら、新ネタ満載の講習内容に驚くしかなかったです。本当に “伊藤先生って凄いな~” が正直な気持ちです。

19日の金沢は冷たい雨の一日でした。晴れ男の伊藤先生も流石に今回の北陸の雨を晴らすことは出来ませんでしたが、講習会に参加された先生方の頭と心は、今まで以上に晴らしてくださいました。伊藤先生ありがとうございました。伊藤先生のもとで学べることに本当に感謝いたします。そして今回石川の先生方が一丸となりご協力くださいました。本当にこちらも感謝しかないです。ありがとうございましたm(__)m

今年はあと大阪府本部講習会「わり算1ニューバージョン」に参加します。今から楽しみです(^^♪

近畿本部講習会に参加してきました!

今回のテーマは『2年生の算数(啓林館)とテキスト』『アバカス6』『パズル2』でした。2年生に関しては4月の北陸と同じだったのですが、東京書籍版と啓林館版ということで、頂いた資料はまるっと違いました。

そろばん教室では、アバカス1~3と順次進めますが、小学校ではアバカス1の内容「17+2」と3の内容「17+3」が、またひき算ではアバカス1の内容「19-8」と3の内容「20-8」が、教科書見開き状態で容赦なく出てきます。要するに1年生の間に10級が合格していれば、2年生になった時、何の戸惑いもなく、算数の授業を楽しめるということになります。

更に今月23日に発売になります「算数スペシャル2年上」を取り組めば、「たし算やひき算」「かけ算」「時計」「長さ」に至るまで、確実に算数力がアップできる仕組みになっています。これはもう一石二鳥どころではなくなります。今回はこの「算数スペシャル2年上」の資料もふんだんに盛り込んでくださり、参加者にとっては棚牡丹状態の講習内容でした。

『レッスン6』に関しては、かけ算の乗加位置を定める補助プリントをいただきました。使用方法も伝授していただきましたので、早速塾で取り組みたいと思います。

とにかくSSKCLUBの講習会は凄いんです!今回も登場した伊藤先生語録!

「最終的には先生の分析力」

「言葉も道具」

要するに教える側の設問の仕方の良し悪しで子どもが賢くなるかならないかが決まるということですね!心に刻み今後も邁進します!

伊藤先生、今回もエネルギッシュで充実感溢れる内容を提供くださりありがとうございました。今期あと2回の本部講習会がありますが、体調に留意しながら乗りきられてください。そして全国大会でまたご指導いただけますこと、今から心待ちにしております。

お世話くださいました近畿の先生方、ありがとうございました。

 

第2回北陸本部講習会が無事に終了しました!

今回のテーマは『2年生の算数とテキスト』『メートルものがたり』『時計』と正に2年生オンパレードの内容でした。今回も教科書上・下に合わせた資料を準備していただきましたが、テキストと算数教科書は切っても切れない関係にあることが、この資料を見ただけでもはっきりと実感できます。

過去に何度も耳にした「一体三相の計算」、これは「暗算・筆算・珠算を一体化した計算」のことですが、はたして本当に一体化できるのでしょうか?伊藤先生曰く“数観念を無視したたし算九九・ひき算九九を暗記しただけの珠算教育では不可能、物事は全てそれぞれの方法によって能力を出すところが違う”(思考の領域固有性)ただ、この不可能を可能にするのが、テキストでありそれがSSKCLUB教育であることも同時に延べられました。

『ABACUS3A』で数観念を培った1桁の計算力は、間違いなく筆算で発揮でき、暗算にまで繋がります。幼児や1年生は、計数そろばんを使用することで実体概念が養われ、無理なく四つ珠そろばんへと移行できます。

また、いきなり「位取り記数法の説明が出来ますか?」の問いかけに心の中で言葉を反芻したものの、言葉の決め手に欠けていた自分でした。が、今回はその決め手となるポジションの押さえ方を伝授していただきました。子どもが何故迷うのか?何故間違えるのか?ではなく、だから迷う!だから間違える!を今一度考えさせられた一幕でした。

最後に子どもを賢くするためにはどのようにしたらよいのでしょう?それには、どんどんと(同化)したものを組み立ていき、最後には自分の枠組みを広げて、習ったこともないことが出来るようになる(調節)、そのように導いていくことではないでしょうか。では、導くのは誰?それは、親であり、教師であり、そして優れた教材で指導することに尽きますね!今回も盛り沢山の内容で充実感溢れるご講義でした。伊藤先生ありがとうございました。

今回も講習会後にピカッときたパネルを作ってみました。

四角にあてはまる数を、3年生になりたての子ども達に尋ねてみました。「これ、今日学校でもしたよ!わかる!わかる!8が入るよ!」と得意げに答えてくれました(*^^)v

福岡県本部講習会に参加してきました!

今年初の講習会参加は、春休みということもあり、5年ぶりに福岡県小倉まで足を延ばしました。今月から在来線も稼働となった金沢駅の自動改札機に切符を“ピッ”いざ小倉へ!

講習に入る前に、①『算数スペシャル』の指導ポイント②SSKシールのご案内③レッスン4の変更内容④NEW学習マニュアル表の見方・手順など、会報を手にする前の先行お披露目がありました!これこそが参加した者だけに与えられる特権ですね(*^^)v

今回のテーマは『1年生の算数とテキスト』『計算のきまり1・2』でした。

1年生の始めは分類が曖昧なゆえ、数詞1つ唱えるにしても迷いがあります。その迷いの大きな理由として順数唱と逆数唱での和語と漢語の違いがあげられます。また、何故数字の8・9は書き辛いのか?更に、1年生で100までではなく、なぜ120までの数を学習するのか?など、今回も最初から「見て」「聴いて」「考えて」「記述して」「味わう」といった、4時間の内1ミクロンの隙間にも睡魔など入りこめない講習内容でした。

全国に珠算塾は多数存在しますが、その中で個別化される塾になる為には、他とは違う特色を持っていなければいけません。その為にはできるだけ多くの講習会に参加して学んだことを内化させ、それを塾で発揮することが大切です。これは、私の中での自己暗示でもあります。今回も多方面のお話から「授業に臨む前の意識の持ち方」や「子どもに論理的な思考力をつけるためのコツ」や「間違った時の正し方」など、精神面でのご指導も沢山いただきました。

次期学習指導要領改定案に「主体的・対話的で深い学び」が掲げられています!子ども達が自ら学びへ向かいたくなる授業を実践するためには、まずは教える側の自ら学ぶ姿勢が必要不可欠です!そんな気持ちを掻き立ててくれるのが、このSSKCLUBU教育です!この教育に出会えたこと、この教育を学べること、そしてこの教育で指導できること、今頑張っていることが、10年度20年後に繋がることを信じて、これからも真実一路に邁進していきたいと思います。

伊藤先生、いつも最新の情報でここでしか聞けないご講義をありがとうございます。講習が終わった瞬間から、また次も早く聴講したい気持ちが駆け足でやってきます。二週間後の北陸本部講習会が待ち遠しいです(*^。^*)

5年ぶりの小倉は、思いがけず寒くて桜を楽しむこともできませんでしたが、講習会の息吹により脳も心も満開となりました(^-^)

お世話してくださいました福岡県の先生方、本当にありがとうございました。

大阪本部講習会に参加してきました。

11月に石川、12月に大阪と二ヶ月連続で本部講習会に参加することが出来ました。

TたのしいTためになるTたくわえられる(知識が)、この3Tの講習会は私の珠算人生にとってなくてはならないものです!今回もビビッと心に衝撃、ピリッと頭にスパイスを効かせてくれました。

冒頭、資料の「最年少暗算十段」の記事に触れられました。とかくそろばんのニュース性としてこのような記事が話題となります。これはこれで凄いことですが、記事の最後に「算数はあんまり」とありました。これでは、そろばんと算数は別というイメージだけが残ってしまうような気がして残念です。

我々SSKCLUBは何を目指しているのか!計算力は勿論、算数的な能力も同時に向上させる教育を目指しています。子どもは学年でなく発達と仰る伊藤先生、同じ学年でも一人一人が違います。SSKCLUBにはその一人一人に合わせた教材があります。あとは指導力をいかに身につけるかに尽きると思います。

今回会員外で参加された先生がご入会されました。その先生のお言葉に“私は、今まで何をしてきたのでしょう・・・”と、初めて講習会に参加された先生方の殆どが同じことを仰います。勉強を重ね1年後2年後3年後には、納得できる指導力を身につけていただきたいです(*^^)v

今回のテーマは一部石川と重なる所もありましたが、同じテーマでも資料がまるっと違い、お話しされる内容も変化球並みでした。何度も“ここ、石川とは違うからね”と仰る伊藤先生、参加される先生のことを思って講習してくださる伊藤先生に本当に感謝感謝です!教える側学ぶ側、双方の心が合致するところに、教育の素晴らしさを感じます。それをそのまま塾で子ども達と味わえることも私の幸せな時間です。

今回は『メートルものがたり』と『時計』もご指導いただきました。定着度を見極めるために早速トライしたことをご紹介します。

長さの単位の大小を感覚的につかんでいるかな?

『時計』p12で活躍しそうです!

今回も4時間みっちりとご指導いただきました。今年のファイナルに相応しい心身ともにほっこりと充実した講習会でした。伊藤先生今年もご指導いただきましてありがとうございました。また、お世話してくださいました、大阪の宮本先生、京都の佐々木先生ありがとうございました。

皆様、少し早いですが、今年もお世話になりました。来年も更なる進化を求めて頑張りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

H28年度SSKCLUB石川本部講習会

11月6日(日)石川県本部講習会が無事に終了いたしました。

全国大会から4ヶ月間のブランクがあったため、久しぶりのライブ講習会に前日からのドキドキ感を押さえながら当日を迎えました。

テーマは『ABACUS2A・2B』『ABACUSパズル1』そして『1年生の教科書とテキスト』でした。受付で7種類もの資料をいただきましたが、伊藤先生におかれましてはお忙しい中、豊富な資料をご準備してくださり、本当に申し訳なく思いました。

教科書会社6社の内、今回は石川で採用されています東京書籍に合わせてご指導くださいました。

1学年の目標に“具体物を用いた・・・”のフレーズが「数と計算」「量と測定」「図形」「数量関係」の四つの領域全てにあります。四つ珠そろばんは実数ではないので「図」となり、「具体物」とは言えません。だったら、1年生に四つ珠そろばんで指導すること自体、指導要領から外れていることになります。

しかし我々には『計数そろばん』があります。そして『計数そろばん』を介して四つ珠そろばんに入ることで、「図」に理論をつけることができました。それがSSKCLUBなんです!

そしてその四つの領域全てにSSKCLUBのテキストが関係しており、今までなかった面積(広さ)の部分も、来年から順次発売となります吉見出版の『算数スペシャル』に含まれるという嬉しいお知らせもありました。毎回同じことを言うようですが、この教育に間違いなしを確信しながらの4時間でした。

我々珠算人は、「そろばんの技術を上手くする」だけでは子どもの「学力・思考力・知能」を上げることはできない。珠算を「教育」として捉えるべきである。

子どもが分からないのは、教え方が悪い!そう考えると子どもを責めなくてすむ。

講習会中に伊藤先生が仰ったお言葉です。毎日の授業を通して「何故わからないの?」「何故間違えるの?」とついつい子どもを責めてしまうことがありますが、今回ご指導いただいたことを心に刻み、今以上に授業の水準を高めるため、これからも努力研鑚に励みたいと思いました。伊藤先生ありがとうございました。