第2回北陸本部講習会が無事に終了しました!

今回のテーマは『2年生の算数とテキスト』『メートルものがたり』『時計』と正に2年生オンパレードの内容でした。今回も教科書上・下に合わせた資料を準備していただきましたが、テキストと算数教科書は切っても切れない関係にあることが、この資料を見ただけでもはっきりと実感できます。

過去に何度も耳にした「一体三相の計算」、これは「暗算・筆算・珠算を一体化した計算」のことですが、はたして本当に一体化できるのでしょうか?伊藤先生曰く“数観念を無視したたし算九九・ひき算九九を暗記しただけの珠算教育では不可能、物事は全てそれぞれの方法によって能力を出すところが違う”(思考の領域固有性)ただ、この不可能を可能にするのが、テキストでありそれがSSKCLUB教育であることも同時に延べられました。

『ABACUS3A』で数観念を培った1桁の計算力は、間違いなく筆算で発揮でき、暗算にまで繋がります。幼児や1年生は、計数そろばんを使用することで実体概念が養われ、無理なく四つ珠そろばんへと移行できます。

また、いきなり「位取り記数法の説明が出来ますか?」の問いかけに心の中で言葉を反芻したものの、言葉の決め手に欠けていた自分でした。が、今回はその決め手となるポジションの押さえ方を伝授していただきました。子どもが何故迷うのか?何故間違えるのか?ではなく、だから迷う!だから間違える!を今一度考えさせられた一幕でした。

最後に子どもを賢くするためにはどのようにしたらよいのでしょう?それには、どんどんと(同化)したものを組み立ていき、最後には自分の枠組みを広げて、習ったこともないことが出来るようになる(調節)、そのように導いていくことではないでしょうか。では、導くのは誰?それは、親であり、教師であり、そして優れた教材で指導することに尽きますね!今回も盛り沢山の内容で充実感溢れるご講義でした。伊藤先生ありがとうございました。

今回も講習会後にピカッときたパネルを作ってみました。

四角にあてはまる数を、3年生になりたての子ども達に尋ねてみました。「これ、今日学校でもしたよ!わかる!わかる!8が入るよ!」と得意げに答えてくれました(*^^)v

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