H28年度SSKCLUB石川本部講習会

11月6日(日)石川県本部講習会が無事に終了いたしました。

全国大会から4ヶ月間のブランクがあったため、久しぶりのライブ講習会に前日からのドキドキ感を押さえながら当日を迎えました。

テーマは『ABACUS2A・2B』『ABACUSパズル1』そして『1年生の教科書とテキスト』でした。受付で7種類もの資料をいただきましたが、伊藤先生におかれましてはお忙しい中、豊富な資料をご準備してくださり、本当に申し訳なく思いました。

教科書会社6社の内、今回は石川で採用されています東京書籍に合わせてご指導くださいました。

1学年の目標に“具体物を用いた・・・”のフレーズが「数と計算」「量と測定」「図形」「数量関係」の四つの領域全てにあります。四つ珠そろばんは実数ではないので「図」となり、「具体物」とは言えません。だったら、1年生に四つ珠そろばんで指導すること自体、指導要領から外れていることになります。

しかし我々には『計数そろばん』があります。そして『計数そろばん』を介して四つ珠そろばんに入ることで、「図」に理論をつけることができました。それがSSKCLUBなんです!

そしてその四つの領域全てにSSKCLUBのテキストが関係しており、今までなかった面積(広さ)の部分も、来年から順次発売となります吉見出版の『算数スペシャル』に含まれるという嬉しいお知らせもありました。毎回同じことを言うようですが、この教育に間違いなしを確信しながらの4時間でした。

我々珠算人は、「そろばんの技術を上手くする」だけでは子どもの「学力・思考力・知能」を上げることはできない。珠算を「教育」として捉えるべきである。

子どもが分からないのは、教え方が悪い!そう考えると子どもを責めなくてすむ。

講習会中に伊藤先生が仰ったお言葉です。毎日の授業を通して「何故わからないの?」「何故間違えるの?」とついつい子どもを責めてしまうことがありますが、今回ご指導いただいたことを心に刻み、今以上に授業の水準を高めるため、これからも努力研鑚に励みたいと思いました。伊藤先生ありがとうございました。

 

 

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