前日の大雨も朝には落ち着き、北陸道から東海北陸道を抜け、約2時間で高山へ到着しました。
今回のテーマは『分数1』と『レッスン7AB』でした。まずは先日の全国学力テストで、“わり算活用に難”という例年とほぼ変わらない結果を受けて、分数の意味づけの大切さから入られました。
ここで質問です!“1/3と1/3mの違いを説明できますか?”
1/3は分割分数(単位分数)で基準量によって大きさが変化します、が、1/3mは量の分数で実際の長さは世界共通でこれしかありません。
分数は日常的でないため、直ぐに忘れてしまいます。しかも非常に抽象的な学問ですから難しいのです。ですから前に習ったから大丈夫という安易な考えはNO!1ページ目から意味づけをしっかりして、厚みのある丁寧な指導が大切になります。
ポイント①分数は集合数で捉える
ポイント②真分数と仮分数を単位分数で指導していくと統合される、ゆくゆくは整数までも統合 される。
そろばん塾で『分数』を習ったお陰で、曖昧だった部分が解明でき、『分数』がわかり、算数が大好きになったら凄いと思いませんか~ その凄いことが可能になるのがSSKCLUBの算数テキストなんです。だったらテキストの指導法を学んで学んで学び抜いて、自分のものにしたもの勝ちですよね!
続いて『レッスン7AB』です。万進法と千進法、戦後の算数教科書にはどちらも載っていたようです。なぜ?日本が戦争に負けたからだそうです。へえ~またまた雑学ゲット!
作問の仕組みを包含図やベン図で分かり易く解説していただきました。アルゴリズムで持っていく箇所、間違えることを想定して引き出す箇所、数理を芽生えさせる箇所、乗加位置を間違えない乗加法則など、社会性のある珠算指導をご伝授していただきました。これぞ伊藤会長の教育理念!
今回も伊藤会長の話の比喩的技法に翻弄された4時間でした。極めつけは“おじさんと富士山”笑えました(*^。^*)
あと、良いこと真似真似大作戦!で、乗加法則を定着させるパネルも早速作成しました(*^^)v
伊藤会長、今回も学び多き内容で楽しく受講させていただきました。岡山本部講習会もよろしくお願いいたします。
岐阜県の先生方、大変お世話になりました、ありがとうございましたm(__)m
“操作して、具体的なことを経験させてあげてー”
“こーやって、テキストは作ったんですよー”
“こうすると、子どもは迷わないんだよ!”
“ふむ ふむ なるほど” 以上岐阜のレポートでした(^^♪