P11に分配法則を具体的に提示した問題があります。
横一列がどのような構造になっているかを考えてもらいます。
①+②=③であることに気が付いたら、④+⑤=?⑦+⑧=?・・・もたずねると子どもたちは「わーー全部たした数になるー」と 以外にも大喜び!今まではそこまでの発見で終わっていましたが・・・合わせたなら分解もできるはずということで
T:隠したところにはどんな式が書いてあった?
・・・・・しばらく沈黙・・・・・(この時、正に思考が動いていますよね!)
S:分かった(*^^)v
T:大当たり!!!
このように分解式をちゃんと書いてくれました。計算のきまりに限らず、常に式の「意味」や「構造」を理解させるように授業を展開していくと子どもたちの思考力もう~んとUPすると思いませんか~
『計算のきまり1』の解説&解答書は平成24年6月改訂版より内容がリニューアルされています。勿論この11ページも改訂されていますので、ご確認ください